活水女子大学は、来年度から初めて男子学生を受け入れることを発表しました。

看護学部のみの受け入れで、学校名は変更しないということです。

（活水女子大学　広瀬 訓 学長）
「男性の特定分野の社会進出に困難があるということであれば、それを打ち破るように努めるのも活水の信念に合致するもの」

活水女子大学は5日、会見を開き、来年度から看護学部に男子学生を受け入れることを明らかにしました。

大学によりますと、男性看護師のニーズは高まっていて、県内の高校からも
育成の場を設けてほしいという要望があることや、コロナ禍の影響で深刻化する人手不足などを解決することを目的としています。

（活水女子大学　広瀬訓 学長）
「地域に根付いた大学、地域の医療に貢献する活水大学看護学部という考え方がしっかりある」

広瀬学長は、看護師の多くが女性である現状をあげた上で「性別に関係なく学びの場を提供することが必要」だと話しました。

（活水女子大学　広瀬訓 学長）
「勇気を持って活水に進学し、看護師として活躍してくれる男性を求めたい」

男子学生の受け入れは看護学部のみで、学校名は変更しない方針です。

来年度の入学者数は、男女あわせて75人を予定しているということです。