九州初進出『ホテルインディゴ』築120年の歴史的建造物「旧マリア園」改修し13日に開業《長崎》
築120年あまりの歴史的建造物が生まれ変わります。
長崎市南山手町の「旧マリア園」を改修したホテルが13日に開業することになりました。
(森トラスト 増永 義彦常務)
「外国人にもたくさん来てもらいたいので、日本、特に長崎らしい雰囲気を味わっていただきたい」
長崎市南山手町に13日に開業する『ホテルインディゴ長崎 グラバーストリート」。
九州初進出となる『ホテルインディゴ』は、世界100か国以上でホテルを展開する「IHGホテルズ&リゾーツ」の最上位ブランドで、東京の不動産開発大手「森トラスト」が運営します。
本館は1898年に建設され、児童養護施設「マリア園」として使われていた歴史的な建造物。
外壁のレンガや屋根は維持しながら、鉄骨造の建物に改修して耐震性などを高める工事を行いました。
“聖堂” として使われていた部屋は、レストランに改装。
ステンドグラスや天井は以前の様式を再利用するなど、建物の魅力も残したホテルに生まれ変わりました。
JR長崎駅周辺や長崎スタジアムシティなど、大型ホテルの進出が相次ぐ中で「ホテルインディゴ」の客室数は66。
“時空を旅する和・華・蘭ラビリンス” をコンセプトに、長崎らしさを体験できるホテルとして差別化を図ります。
(森トラスト 増永 義彦常務)
「日本らしい、日本特有の文化や歴史があるところを、外国人は2回目、3回目と来てもらえる。そういった中で長崎はその1つになりうる」
宿泊料金は1泊3万2300円からで、予約の受け付けは始まっているということです。