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"戦争の愚かさを訴えたい” 三瀬 清一朗さん 89歳『平和への誓い』被爆者代表に《長崎》

2024年5月30日 18:33
"戦争の愚かさを訴えたい” 三瀬 清一朗さん 89歳『平和への誓い』被爆者代表に《長崎》

8月9日の平和祈念式典で『平和への誓い』を読み上げる被爆者の代表に、長崎市在住の三瀬 清一朗さんが選ばれました。

ウクライナやガザの現状を踏まえて「若い人たちに戦争の愚かさを伝えたい」と話しました。

(三瀬清一郎さん)
「いかに平和がありがたいか、人間の命がいかに尊いか話をしたい」

8月9日の平和祈念式典で『平和への誓い』を読み上げる被爆者代表に選ばれたのは、長崎市の三瀬 清一朗さん 89歳です。

三瀬さんは10歳のとき、爆心地から3.6キロ離れた長崎市矢の平地区で被爆。

通っていた伊良林国民学校で目にした光景が、今も頭から離れないといいます。

(三瀬清一郎さん)
「どんどん亡くなっていく人を片っ端から片付けていく、あれが戦争かと」

『平和への誓い』には、今年、県の内外の11人が応募。映像による審査に4人が進み、中でも三瀬さんは被爆当時の描写が具体的なことや、訴える力の高さが評価されたということです。

(三瀬清一郎さん)
「ロシアのプーチン大統領が、時々核兵器のことをちらつかせる。そういう話を目の当たりにすると若い人たちに伝えて、戦争してはいけないと言いたい」

今年の平和祈念式典はコロナ禍前と比べ、1500席ほど少ない“2400席程度”の規模で開催することにしています。

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