「みんなとひた向きに努力した時間は一生の宝物」活水高校で県内最も早い卒業式《長崎》
旅立ちの春です。
長崎市の活水高校で、県内で最も早く卒業式が行われ、127人が新たなスタートを切りました。
式に臨んだ卒業生127人。
(卒業生代表 藤井 和花さん)
「一つの目標に向かってみんなとひた向きに努力した時間は、一生の宝物です」
コロナ禍を経て4年ぶりに、在校生、保護者の人数を制限せずに行われました。
「魂ゆずり」は、2色のリボンが結ばれた手桶が、在校生に贈られる創立以来続く伝統の儀式です。
迎えた 最後のホームルーム。
ともに過ごした仲間、そして家族にそれぞれの“思い”を伝えます。
(水口 華花さん)
「ずっと笑いあったり、うるさいけどたくさん騒いでいて楽しめて、今では特進に入ってよかったと思っている」
(髙木 涼可さん)
「毎日、朝早くに起こしてくれてありがとうございました。これからも専門学校で忙しくなると思うけど、見守っていてください」
あふれ出す3年間の「感謝の思い」。
(加藤 そらさん)
「朝仕事がある中で、弁当を3年間作ってくれたので(両親に感謝を)伝えたい。今まで育ててくれた感謝、いつもありがとうと伝えたい」
𫝆井 紗里奈 さん
「支えあって受験を乗り越えてきたので、みんなに感謝している」
(永尾 優奈さん)
「自分の意志で決めさせてくれたことにすごく感謝している」
(母 加津子さん)
「楽しく一歩ずつ進んでいってほしい」
夢と希望を胸に学び舎をあとにした卒業生。
公立高校の卒業式は、来月1日に行われます。