松浦市の鷹島にドローンの配送拠点 離島に物資を運ぶプロジェクト始まる 《長崎》
ドローンを使って離島に物資を運ぶプロジェクトが松浦市で始まり、配送拠点の開所式が行われました。
松浦市の鷹島で行われたのは、ドローンの配送拠点となる「ドローンデポ」の開所式です。
離島や山間部の課題解決のために、市や電通九州、全国でドローンによる物流に取り組むネクストデリバリーなどが連携しています。
(電通九州 谷口順一社長)
「離島をつなげる物流システムを、どうみなさんに認知して伝えて利用してもらうかに関しては、我々もクリエイティビティを発揮してお手伝いできるかなと思う」
(NEXT DELIVERY 田路 圭輔 代表取締役)
「地域住民の思いを吸収しながら10年20年、地域社会がしっかり維持できるサポートができれば」
実証実験を経て、今年から食料品や医薬品を運ぶプロジェクトがスタートしました。
(松浦市政策企画課 山口武 課長)
「買い物難民や医療の面も含めて市民のみなさんが住みたいと思ってもらえるような取り組みに今後なってくれれば」
これまでに近隣の2店舗が加盟していて、弁当などを注文できる飲食店などへの周知も検討しているということです。