5年半ぶりの運航再開です。

大石知事は21日の定例会見で「長崎-ソウルを結ぶ定期便」が、10月から運行を開始すると発表しました。

（大石知事）
「上海に加えて “インチョン” という世界的なハブ空港と直接直行便で結ばれることで、インバウンドの拡大がもちろん期待される。それに加えて、長崎空港から海外への渡航がますます便利になる」

長崎-ソウル便は、韓国大手アシアナ航空の子会社「エアソウル」が運航していましたが、採算面などの理由で2019年3月から運休していました。

大石知事は21日の定例会見で、大韓航空と合意したことを明らかにし、長崎とソウルを結ぶ定期便が10月27日から再開することを発表しました。

（大石知事）
「ぜひ多くの皆様に、観光やビジネスで長崎-ソウル線を利用してほしい」

一方、厚生労働省が被爆体験者の課題解決に向けた協議を行う方針であることについて「救済に向けてスピード感を持って対応してほしい」と述べました。

厚生労働省は、県や長崎市と来週にも協議を始める方向で調整しています。