プロバスケットボールB1・2シーズン目を迎える長崎ヴェルカが3日、新体制を発表しました。

（アナウンス）
「1番、松本 健児リオン」

長崎ヴェルカの新しい本拠地「ハピネスアリーナ」で開かれた新体制発表会。

選手たちは3日、初めてのお披露目となった新ユニホームで登場しました。

ヴェルカのチームカラー “ネイビー” を基調に、宇宙や近未来をイメージした柄が入ります。

国内最高峰のB1で2年目のシーズンに挑むヴェルカ。

今シーズンのスローガンは
～ TOGETHERWE RISE ～

（伊藤 拓摩社長兼GM）
「トゥギャザーは一丸となる。ライズは上りあがる、上昇するという意味。Bリーグのトップに上りあがろうというのが、このスローガンのメッセージ」

新加入選手は5人です。

先月のオリンピックパリ大会にリザーブメンバーとして帯同した 川真田 紘也選手は204センチの身長をいかし、外国籍選手とも渡り合うディフェンスが持ち味です。

（滋賀レイクスから移籍　川真田 紘也選手）
「長崎の一員として、ファンの皆さんに楽しんでもらえるようなバスケをするのはもちろん、バスケ以外でも長崎を盛り上げるためにひと肌脱ごうと思っているので、僕の活躍をみてほしい」

茨城ロボッツから移籍の山口 颯斗選手は、昨シーズンは1試合平均10.9得点をマークしました。

（茨城ロボッツから移籍　山口 颯斗選手）
「このユニホームを着て、このアリーナでプレーすることが待ち遠しいし、このアリーナでCSを開催できるよう頑張る」

アジア特別枠として加入するエージェー・エドゥ選手は、ヴェルカ史上、最も身長が高い208センチ。

外国籍選手はスペインリーグから加入のマーク・スミス選手、トルコリーグから加入のジェハイヴ・フロイド選手の2人が仲間入りします。

チームは、新ヘッドコーチモーディ・マオール氏のもと、1か月前から全体練習をスタート。

B1、2シーズン目で達成すれば、史上初となるチャンピオンシップ出場をめざします。

（松本 健児リオン選手）
「今シーズンは、去年よりフィジカルにディフェンスをするチームになっているので、ディフェンスリバウンドをとって先頭を走るような細かいことを突き詰めて、今シーズンはやりたい」

（モーディ・マオールHC）
「長崎市を歩いていると、モーディコーチだと声をかけてもらえる。期待と責任を感じていて、その期待に応えられるような結果を残したい」

（青木雄大アナウンサー）
ヴェルカは、10月のシーズン開幕を前に今月、3試合を戦います。

まずはプレシーズンゲームとして２試合。

今週8日 日曜日にアウェーでアルバルク東京と。

14日にはハピネスアリーナでの初めての試合として、昨シーズン準優勝の琉球ゴールデンキングスと対戦します。

（佐藤肖嗣アナウンサー）
この試合が新チームとして臨む ホームでの初めての試合ですので、県民の皆さんに対して、新加入選手お披露目になりますね。

（青木アナ）
その後 21日には、アマチュアからプロまでの日本一を決める「天皇杯」の2次ラウンドでB2の熊本ヴォルターズと大分で激突します。

新シーズンの開幕節は、来月4日、5日です。

ハピネスアリーナで、雲仙市出身で長崎西高校で活躍した 田中大貴選手を擁する、昨シーズン中地区3位の「サンロッカーズ渋谷」を迎え撃ちます。