茂木幹事長、出馬にともない“権限”を岸田首相に
今月行われる自民党の総裁選挙に立候補する茂木幹事長が幹事長の権限を岸田首相に委ねる方針であることがわかりました。
関係者によりますと、茂木幹事長は3日午前に岸田首相と会談した際、党の総裁の岸田首相に幹事長の権限を委ねることを決定したということです。
茂木氏は4日に総裁選への出馬を正式に表明する予定です。
幹事長は、党の資金の配分や人事などを含め、党運営の全般を取り仕切る立場です。
茂木氏は、自身の出馬によって、党の運営に影響が出ないようにするとともに、総裁選の公平性を確保するため、幹事長の権限を別の党幹部に委ねることを検討してきました。