V・ファーレン長崎「セットプレーからの得点」がカギ 下平監督がリーグ首位に向け意気込み語る《長崎》
サッカーJ1リーグへの自動昇格圏内2位をキープしている V・ファーレン長崎。
下平監督がリーグ首位に向けた意気込みを語りました。
(下平 隆宏監督)
「ここまでは順調に来ているかなと思う。今、上位3チームが団子でいる状態なので、ここから抜け出すために再開後の試合が大事になる」
約3週間の中断を経て、サッカーJ2リーグは いよいよ来月再開します。
V・ファーレンは現在、リーグ戦38試合のうち24試合を終えて、14勝9分け。負けはわずかに1で、J1自動昇格圏内の2位をキープしています。
(下平 隆宏監督)
「チームとして攻撃も守備も 一定の規律を持って戦えていることがこういう数字に表れている。それを選手たちが最後、表現できていることが一番」
V・ファーレンは、総得点が47でリーグトップ。失点は「22」で4番目に少ない数字で、攻守でリーグトップクラスの数字を残しています。
そのような中、下平監督が首位に浮上するための “ポイント” と話すのが「セットプレーからの得点」です。
総得点のうち、セットプレーから得点した割合は、21.3%で、リーグで5番目に少ない数字です。
(下平 隆宏監督)
「苦しい時、ゲーム展開が良くないときにセットプレーでの得点が一つ 後半戦のカギになると思うので、この選手とこの選手の相性とかもあるのでうまく発揮できれば」
(秋野 央樹主将)
「セットプレーはキッカーの質がほぼ7割くらいで、中の入り方が3割くらいだと思うので、キッカーの質をチーム全体で高めないといけない」
課題と向き合いつつ、上位をキープしているV・ファーレン。
来月3日の水戸ホーリーホック戦からリーグ戦が再開します。
(秋野 央樹主将)
「残りの14試合、前半以上のパワーが必要になってくると思うので、クラブとして一致団結して戦いたい」
シーズン終盤の10月には、開業する「長崎スタジアムシティ」での初めての試合も控えます。
(下平 隆宏監督)
「新スタジアムで昇格だったり、優勝だったりを決められれば最高だと思うし、ここまで関わってくれた人たちとも 同じ感動を味わえると思うので、そこに持っていけるように頑張っていきたい」