「業務への理解深まった」職業観を磨く就業体験 “インターンシップ” 学生が成果報告会《長崎》
長崎市の活水女子大学で、学生たちのインターンシップ成果発表会が開かれました。
県内の企業や自治体で実際に仕事を体験した学生たちは、必要な能力や知識について学びました。
(学生)
「地域のスポーツチームが盛り上がることで、地域活性化へつながる期待が持てると確信した」
4日に開かれたインターンシップの成果発表会。
県内の企業や県庁、長崎市などで業務を体験した学生たちが報告しました。
活水女子大学では「授業のカリキュラム」としてインターンシップを行っていて、就業体験を行うことで学生たちに職業観を磨き、大学で学んだことを実社会でどう生かすかを考えてもらうことが目的です。
金融業界への就職を希望している古相和さんは、十八親和銀行で仕事を体験しました。
(国際文化学部 地域ビジネスコース 古相 和さん(3年))
「ファイナンシャルプランナーというお金に関する専門知識の国家資格で、銀行員はFPの取得が推奨されていることがわかった。銀行業務の幅広さを知り、知識や理解が深まった」
(活水女子大学 国際文化学部 八坂 徳子 教授)
「こうしたインターンシップを経験しなければ、ミスマッチが起こると言われている。ぜひ経験したことをもとに、自分の職業観や業界研究、企業研究をさらに深めてもらいたい」
発表会では、受け入れ企業による講評も行われ「体験したことを資格取得の勉強などに生かしてほしい」と学生たちにエールを送りました。