“楽しみの玉手箱”「世界的にもユニークな施設」長崎スタジアムシティ14日開業を前に内覧会《長崎》
サッカースタジアムにアリーナ、オフィスなど、長崎の新たなにぎわい拠点として期待が高まります。
14日に開業する長崎スタジアムシティ。3日は報道陣向けの内覧会が行われました。
(リージョナルクリエーション長崎 折目 裕 執行役員)
「こういったモデルは 日本ではもちろん初めてだが、世界的に見てもユニークな施設になっていると思う」
内覧会では、長崎スタジアムシティの各エリアの見どころなどが説明されました。
プロバスケットボールB1 長崎ヴェルカの新たな本拠地「ハピネスアリーナ」。
(長崎ヴェルカ 伊藤 琢磨代表取締役社長兼GM)
「どこから見てもバスケットの試合が見やすい。ハピネスアリーナという最強のパートナーとともに いいスタートが切れるよう、ヴェルカらしい『Has it』なスタイルで臨み、4日、5日と連勝したい」
バスケの試合以外にも、バレーボールや相撲などのスポーツイベントや、コンサートの開催にも活用していくということです。
一方 こちらは、2万席を収容できるサッカーJ2 V・ファーレン長崎の新しいホームスタジアム「ピーススタジアム」。
その特徴はなんといっても、ピッチと観客席の近さです。
すべての方向が 最短約5メートルで、選手のベンチよりもピッチに近い席も。
(V・ファーレン長崎 高木 琢也C.R.O)
「これだけの近さで見られているということを 選手たちは当然感じるし、スーパープレーも生まれると思う。来てくれた人、ファン サポーターに楽しんでもらえるようなものを見せたい」
試合のない日は 自由に客席に入ることができ、公園のように気軽に楽しめるそうです。
そのスタジアムに併設されているのが、クラフトビールの醸造所。
サッカースタジアムでの醸造は、日本で初めてです。
(小林勇大アナウンサー)
「ゆうこうの爽やかさが口いっぱいに広がり、すっきりしていておいしい。学生時代にドイツのサッカースタジアムでこういった場所があったが、長崎でもこのような場所があるというのが本当に最高」
こだわりの料理も魅力です。
フランス語で “五感” という意味のレストラン「LES CINQ SENS」では、厳選した食材で作られたフルコースが味わえます。
そして このスタジアムシティを上空から見渡すことができる、“日本初” のアクティビティが…。
「着座型」と「スーパーマン型」の2種類から選んで滑ることができるジップライン。
料金はいずれも1人税込2500円(体重制限があり)。専用のカメラをつけて動画に残すこともできるということです。
スタジアムシティ内の6つのレストランの情報も公開され、3日から予約の受付が始まりました。
公式アプリやサイト、電話(0120-1014-77)で予約できるということです。
開業まであと11日、長崎の新たなにぎわい拠点として期待が高まります。