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“職務質問や現行犯逮捕” に挑戦! 警察官目指す若者向け「警察業務の体験イベント」開催《長崎》

2025年2月12日 6:45
“職務質問や現行犯逮捕” に挑戦! 警察官目指す若者向け「警察業務の体験イベント」開催《長崎》

警察の業務を知ってもらい、採用につなげようと県警本部で体験イベントが行われ、警察官を目指す若者たちが事件の捜査に挑戦しました。

(職務質問体験)
「この辺で覚せい剤が流行っていて、防犯警戒で回っている。持ち物を確認してもいいですか」

不審な人物に職務質問をして、情報を聞き出します。

『長崎県警察密着24時』と題し、県警本部で行われた体験イベント。

県の内外から応募した16歳から26歳の男女、17人が参加しました。


県警の採用試験の志願倍率は、10年前は約6倍でしたが、今年度は2.3倍と低下傾向にあり、警察の業務に興味を持ってもらおうと開かれました。

(警務課 採用係 高木 秀則 警部)
「警察官にしかできないやりがいのある仕事はたくさんあるので、その辺を体験してもらって、やってみたいと思ってもらえたら」

刑事事件の捜査の体験では、薬物を所持していた容疑者を現行犯逮捕するまでの流れを実践形式で学びました。

(職務質問体験)
「これは薬です。13時43分、現行犯逮捕します」


ほかにも 交通事故の捜査を体験したり、白バイ隊員の走行を見学するなどした参加者たち。

(福岡から)
「警察の人は堂々としていて、いくらうそをついていても、それを見抜いて最後まであきらめずに聞き出そうとしているのがすごかった」

(福岡から)
「機動隊など体を動かす警察官に憧れていたが、刑事や交通の仕事も詳しく知ることができたので、そういうところも考えて働きたい」

憧れの警察官の仕事への理解を深め、将来の目標に向かい決意を新たにしていました。

最終更新日:2025年2月12日 6:45
    長崎国際テレビのニュース