インフルエンザ増続く 3種類の型を検出し複数回発症した症例も 10代以下が9割《長崎》
県は5日から1週間の感染症の発生状況を発表しました。
インフルエンザの感染者は前の週と比べ2週連続で増加し、新型コロナウイルスは2週ぶりに減少しています。
県の発表によりますと、県内70の定点医療機関で確認されたインフルエンザの感染者は1961人で、前の週より93人増えました。
定点あたりは28.01人で、12週連続で流行警報の終息基準となる「10人」を上回る状態が続いています。
年代別では、10歳未満と10代で約9割を占めています。
また、この3か月で3種類の型が検出されていて、複数回発症した症例も確認されているということです。
一方、新型コロナウイルスの感染者は857人で、前の週から179人減少しました。
県は手洗いや適切なマスクの着用、換気など基本的な感染対策を行うよう呼びかけています。