「長崎の良さを伝えたい思いがうれしい」県の特産品新作展の表彰式10商品が受賞《長崎》
優れた特産品を選ぶ、県の特産品新作展の表彰式が15日、長崎市で行われました。
最高の県知事賞を受賞したのは、五島市で作られているクラフトジンです。
県産の牛乳とそのぎ茶を贅沢に使用した風味豊かなプリンや、長崎特産のあごを使った人気ラーメン店のつけ麺が家庭で楽しめる商品も。
今年で55回目を迎えた「県の特産品新作展」。
水産加工品や菓子・スイーツなど4つの部門と「ながさき手みやげ大賞」に、あわせて86の応募があり、このうち10商品が受賞しました。
(大石知事)
「どれも長崎らしさがあふれるような素晴らしいもの。商品づくりにかけていただいた皆様の情熱において、心から感謝を申し上げたい」
最高賞である県知事賞を受賞したのは、五島つばき蒸溜所の「GOTOGIN」です。
おととし、五島市半泊地区に開かれたクラフトジンの蒸溜所。
特産のツバキの種など17種類もの素材を使って、香りや味わいから五島の風景を感じられるジンを目指しました。
(五島つばき蒸溜所 小元 俊祐さん)
「私たちはクラフトジンを通じて、長崎県のすばらしさを広げていきたい、伝えていきたいという思いでやっている。地元五島と長崎で愛されるお酒でありたい」
(大石知事)
「長崎の良さを伝えたいという思いがうれしくて、私も誰かに伝えるときにそれをストーリーとして伝えられる。おいしい」
受賞した10商品は、県庁の1階エントランスで14日から展示されているほか、4月2日から浜屋百貨店で開かれる「ふるさと長崎大物産展」で販売される予定です。