春の兆しどこへ?「真冬並みに寒い朝…」厳しい冷え込みは20日まで 海の便欠航が相次ぐ《長崎》
17日の県内は寒気の影響で冷え込みが強まり、ほとんどの地点で最低気温が5℃を下回り、真冬の寒さとなりました。
厳しい冷え込みは、20日木曜日まで続く見込みです。
最低気温4.4℃となった早朝の長崎市。
ダウンコートやマフラーなど、冬物の衣類を身に着けた人の姿が多く見られました。
(市民)
「寒くないと思ってこの格好できたが、とても寒くてびっくりしている。また冬服、コートを着たい」
(市民)
「きのう寒くなると聞いていた。手は温かくする。そうすると身体は温かくなる」
寒気の影響で最低気温は、雲仙岳で氷点下2.1℃。対馬市鰐浦で1.9℃など冷え込み、最高気温も長崎市で9.3℃、佐世保市で8.7と最も寒い時期を下回りました。
最大瞬間風速は、長崎市脇岬で25.8メートル。対馬市鰐浦で25.6メートルなどを記録。
海上はしけとなり、九州商船の長崎と五島を結ぶ「ジェットフォイル」の午前すべての便が欠航したほか、長崎、佐世保と新上五島を結ぶ「高速船」は、終日の欠航を決めました。
気象台によりますと、厳しい冷え込みは20日木曜日まで続き、金曜日からは最高気温が4月上旬並みの暖かさになる見込みだということです。