被爆者井黒 キヨミさん追悼展 生前の写真や日記など展示 4月9日まで開催《長崎》
去年11月に97歳で亡くなった被爆者の井黒 キヨミさんを追悼する展示会が長崎市で始まりました。
19歳の時、爆心地からおよそ3.2キロで被爆した井黒 キヨミさん。
体験を後世に伝えようと長年、語り部として活動しました。
追悼展では生前の井黒さんの写真や亡くなる直前まで書いていた日記などが展示されています。
9日のオープニングセレモニーでは親交のあった被爆者らが思い出を語りました。
(被爆者 中村キクヨさん)
「私は2つ上で歳からすると『姉』だけど反対に私のほうが『妹』みたいに井黒さんからいろんなことを学んだ」
追悼展は長崎市松山町の「ヒバクシャ・コミュニティ・センター」で4月9日まで開かれています。