夏の味覚「ビワ」出荷最盛期 天候に恵まれた今年の“出荷量 前年の2.3倍を計画《長崎》
長崎の夏の味覚・ビワの出荷が最盛期を迎えるのを前に、生産者らが大石知事を表敬訪問しました。
(大石知事)
「甘いですね」
大きな果実と高い糖度が特徴の露地ビワ「なつたより」。
今月中旬に出荷のピークを迎えるのを前に、長崎市の生産者らが県庁を訪れ、大石知事に贈りました。
JA長崎せいひによりますと、去年は寒波の影響で出荷量が大幅に落ち込みましたが、今年は天候に恵まれ、前年の2.3倍260トンあまりを計画しているということです。
県は去年の寒波の際、ビワ産地の復興を目的にしたクラウドファンディング型のふるさと納税を受け付けていて、『なつたより』を試食した大石知事は「ビワの産地を守り、よりよくする取り組みを今後も進めたい」と話していました。
11日と12日には、長崎市のベルナード観光通りで「びわフェスタ」が開催され、試食や即売が行われるということです。