開催まで2か月を切る!諏訪神社でのくんち初稽古に手応え「西濵町」全長約11m龍船の動き確認《長崎》
3連休、長崎市の諏訪神社では、開催まで2か月を切った秋の大祭「長崎くんち」の各踊町が稽古に励んでいました。
龍船を奉納する「西濵町」は、11日が諏訪神社での初めての場所踏み。
(根曳 田本佳史さん)
「(諏訪神社の場所踏みは)緊張する。前回は感じなかったが階段が怖い。逃げるときにしっかり止めないといけないと実感する」
全長約11m、重さ約3.7トンある「龍船」は、くんちの曳きものの中で最大級です。
諏訪神社の踊り馬場ならではの凹凸ある石畳の感触を確かめながら動き、船の止め方を確認します。
「気になるのは1回目。斜めに入っていって右舷が引っ張られている。きれいに合わせていく」
退場する際の「階段落とし」にも初日から取り組みました。
(根曳 田本佳史さん)
「下(地面)がきれいなところで回していたので、踊馬場の石畳がデコボコしていて回しにくいと思ったが慣れていくと思う」
(白采 川副 竜太郎さん)
「みんな無事にケガをすることなく船を降ろせたのが1番の収穫」
稽古は13日からの3日間のお盆休みのあと、来月中旬までほぼ毎日続きます。
(白采 川副 竜太郎団長)
「所作などをみんなで磨き、ケガなく無事に本番を迎えるように頑張りたい」