県が整備を進めている長崎市と佐世保市を結ぶ高規格道路「長崎南北幹線道路」と「西彼杵道路」の早期完成の実現を目指す団体の総会が16日、長崎市で開かれました。

（鈴木長崎市長）
「観光振興、造船業等の生産性の向上による産業振興、交流拡大などに貢献し経済の活性化が大いに期待される」
建設促進期成会の総会には、沿線自治体のトップを含むおよそ20人のメンバーが参加しました。

「長崎南北幹線道路」と「西彼杵道路」は、全区間の供用が開始されれば長崎市と佐世保市をおよそ1時間で結ぶことができますがいずれも供用率は50％を下回っています。

総会では、県の振興局の担当者が進ちょく状況を説明し、メンバーからは早期実現を求める意見が出ました。

（杉澤 西海市長）
「計画通りに完成されることを（願う）。一体化することによって道路の持つ意義が素晴らしい力になる」

建設促進期成会のメンバーは、10月までに県や九州地方整備局などに道路整備や予算確保を求める要望書を提出したいとしています。