【解説】「市民総合プール」はどこへ?「陸上競技場」は?長崎市のスポーツ施設再配置検討《長崎》
県は、長崎市と時津町を結ぶ高規格道路「南北幹線道路」の建設計画を進めていて、この道路は「市民総合プール」と「陸上競技場」の上を通ることになっています。
このため、長崎市は、スポーツ施設の再配置について検討を続けています。
一番の議論となっているのは「市民総合プール」をどこに移転させるかという点です。
市は、おととし8月、一度、市民総合プールを松山町の「陸上競技場」に移転する案を示しました。
これに対し、市民らから陸上競技場を、今の場所で存続させてほしいという声があがったため、鈴木市長は去年7月、関係者や市民団体による「再検討部会」を設立。
再度、検討を行うことになりました。
再検討部会では市民総合プールの移転先として、
▼茂里町の中部下水処理場
▼松山町の陸上競技場、
▼ラグビー・サッカー場、
▼油木町の長崎交通公園の4か所を候補地として改めて提示。
これまでの会合で「中部下水処理場」と「陸上競技場」の2か所に絞られています。
7日は、4回目の会合が行われました。