学級閉鎖や休校相次ぐ 県内小中学校や高校など76校 インフル新型コロナともに増加《長崎》
県は、先月29日から1週間の感染症の発生状況を発表しました。
インフルエンザ、新型コロナウイルスの感染者は前の週と比べ、ともに2週間ぶりに増加しています。
県の発表によりますと、県内70の定点医療機関で確認されたインフルエンザの感染者は1868人で、前の週より678人増加しました。
定点あたりは26.69人で流行警報の終息基準となる「10人」を11週連続で上回っています。
新型コロナウイルスの感染者は1036人で前の週から195人増えました。
年代別ではインフルエンザ、新型コロナウイルスともに10歳未満、10代で増加を続けていて、特にインフルエンザは、2つの年代で全体の9割近くを占めています。
これに伴い、小中学校や高校などで学年・学級閉鎖や休校が相次いでいて、先月29日から今月2日までにあわせて76校となっています。
県は手洗いや適切なマスクの着用、換気など基本的な感染対策を行うよう呼びかけています。