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ペットボトルを「水平リサイクル」使用済みを “繰り返し再生” 大村市で循環型社会の実現へ《長崎》

2024年5月31日 19:13
ペットボトルを「水平リサイクル」使用済みを “繰り返し再生” 大村市で循環型社会の実現へ《長崎》

使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生する「水平リサイクル」をご存じでしょうか。

大村市と大手飲料メーカーが今年度から取り組むことになり、協定を結びました。

水平リサイクルに関する協定を結んだのは、大村市と、大手飲料メーカーのサントリーグループです。

(サントリーホールディングス 西脇 義記 副本部長)
「啓発活動などを含めて、循環型社会に貢献できることを実現していきたい」

水平リサイクルとは、使用済みのペットボトルを新たなペットボトルとして、“繰り返し”再生する取り組みのこと。

国内のペットボトルは、リサイクル率が「86.9%」と高い割合で再利用されているものの、多くが食品トレーや衣類への再生で、使用後は焼却されています。

ペットボトルへの再生が3割にとどまる中水平リサイクルを取り入れることで、化石由来の原料の使用や製造時の二酸化炭素排出量を削減できるといいます。

(園田大村市長)
「市民の皆さんに理解を広げて、一緒にゼロカーボンシティ 大村市に向かっていく取り組みの1つになると確信している」

市では年間80トンのペットボトルを回収していて、今年度は500ミリリットルのペットボトル200万本分にあたる40トンを、水平リサイクルにあてるということです。

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