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いよいよくんちの稽古はじめ「小屋入り」前の最終調整 五嶋町4度目の奉納に向け一丸に《長崎》

2024年5月31日 21:20
いよいよくんちの稽古はじめ「小屋入り」前の最終調整 五嶋町4度目の奉納に向け一丸に《長崎》

秋の大祭 長崎くんちは、6月1日、稽古始めとなる「小屋入り」を迎えます。

10年ぶりの奉納に向け自主練習を重ねてきた各踊町は、小屋入り前の最終調整に臨みました。

長喇叭と銅鑼の音が、夜の街に響き渡ります。

辰年の今年、4回目となる龍踊を奉納する「五嶋町」です。

30日は小屋入り前のリハーサル。

龍衆と町の関係者が集まり、小屋入り後に行われる「打ち込み」の確認をします。

「打ち込み」では、町の内外の店や企業、関係先に演奏をしながらあいさつ回りをします。

10年ぶりにまちに響く「チャーパ」の掛け声に、さっそく観客が集まってきました。

(見物客)
「やっぱり祭り、祭りが大好きで。(声出し)はしたい。うれしい。かっこいいよな」

(町内の人)
「今から練習とかいろいろあると思うけど、町内を代表して頑張ってほしい。応援してます」

コロナ禍を経て、去年、4年ぶりに奉納踊が行われた長崎くんち。

10年前の前回と同じく、7つの町すべてが演し物を披露する “7か町そろいぶみ”です。

【八幡町】弓矢八幡祝い船

【麹屋町】川船

【銀屋町】鯱太鼓

【西濵町】龍船

【興善町】本踊

【万才町】本踊

【五嶋町】龍踊

1日の小屋入りでは、トリを務める五嶋町。

30日は、町の紋を記したはちまきが全員に渡されました。

小屋入り後は、このはちまきを身に付けて稽古、そして本番に臨みます。

今年は62人の龍衆のうち半数ほどが新人。巻き方を教わります。

(馬場 祐輔 龍監督)
「今まで自主練やってきた。今からまだ5か月ある。もうやるだけ。やるしかない」

(井出 和宏 総監督)
「みなさんお疲れ様でした。今やったのは2時間足らずくらい。当日は6時間から7時間ある。覚悟をしておいて。みなさんよろしくお願いします」

これから本格的に始まる稽古に向け、気持ちを新たにしました。

    長崎国際テレビのニュース