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記念誌発行や合唱曲などそれぞれの “平和” を発信『被爆80年記念事業』長崎市が10件選定《長崎》

2024年12月27日 13:00
記念誌発行や合唱曲などそれぞれの “平和” を発信『被爆80年記念事業』長崎市が10件選定《長崎》

長崎市は来年、被爆80年の節目に記念事業を行うとしています。

この日は市民から公募した事業やイベントのうち認定した10件が発表され、選定書が授与されました。

(鈴木市長)
「どうぞよろしくお願いします」

長崎市が来年行う『被爆80年記念事業』の担い手に選ばれたのは、平和活動や創作活動などに取り組む10の団体です。

このうち、被爆者団体の「県被爆者手帳友の会」は、被爆80年の記念誌発行や資料のデジタル化などの事業を行います。

(県被爆者手帳友の会 井原 和洋会長補佐)
「被爆証言友の会と被爆者運動の歴史など、関係ある本が倉庫に埋もれているので、それをデジタル化してアーカイブ化して、各国でどこからでも見れるシステムを作りたい」

合唱団体の「長崎居留地ドレミファンタジー」は、節目にふさわしい合唱曲を映像や音楽で発信するとしています。

(鈴木 長崎市長)
「それぞれの事業を通じて、平和の意識、核兵器廃絶への思いを国の内外に向けて発信していただきたい」

記念事業は長崎市が6月から8月に募集し、応募があった28件の中から有識者でつくる審査会が選定しました。

最終更新日:2024年12月27日 13:40
    長崎国際テレビのニュース