西九州新幹線「かもめ」開業2周年 車体清掃など多彩なイベント 弱虫ペダル作者も一日駅長に《長崎》
長崎駅と武雄温泉駅を結ぶ西九州新幹線は23日、開業から2周年を迎えました。
これに先立ち、大村市の大村車両基地では21日、新幹線「かもめ」の車体を洗うイベントが行われ、家族連れや鉄道ファンなど 約180人が参加しました。
(参加者)
「(かもめは)、東海道仕様と違う塗装や座席などがいい。楽しい」
(参加者)
「とても汚れていた。しわが付いていた。キュッキュッと鳴っている」
手作りの帽子を身に着けてやってきた親子も。
(参加した子ども)
「かもめ―」
(参加した母親)
「2年前に開業前の試乗会があったが台風で中止になった。すごく楽しみにしていたので、初めてお会いできた」
JR博多駅では諫早市を中心に活躍する中学生イラストレーターSYOTAROさんが一日駅長に。
JR長崎駅でも人気漫画「弱虫ペダル」の作者で、長崎市観光大使の渡辺航さんが、お祝いムードを盛り上げました。
(渡辺航さん)
「出発進行~」
JR九州によりますと、開業からの2年間で約490万人8000人が利用したということです。
(JR九州 古宮洋二社長)
「通勤通学の定期のお客さんも増えて、観光客もコンスタントに増えているのでいい2年間だった。市町村の人々もいろいろ新幹線に合わせた動きをどんどんやっている。我々もそれに負けないように集客に努めたい」