作家19人の作品を展示・販売 能登半島地震の被災地を支援「チャリティー絵画展」《長崎》
能登半島地震の発生から2か月。いまだに1万人を超える人たちが避難生活を送っています。
被災地支援につなげようと、長崎市で1日からチャリティー絵画展が始まりました。
復興のシンボル “ヒマワリの大輪” を表現した作品「あなたと共に」。
長崎の日常を切り取った「桃かすてら」や「尾曲りねこ」は版画作品です。
長崎市の「風の大地美術館」で、1日から開かれている能登半島地震のチャリティー絵画展。
画家で、館長の上田 清人さん71歳が、被災地を応援しようと企画し、上田さんを含む作家19人の油彩画や版画など、約50点を展示・販売しています。
(上田 清人館長)
「表現活動を通して、作品を通して、(被災地に)何か思いを伝えようということが一番の願い」
石川県では建物被害が7万5000棟を超え、断水が続く影響で、今も1万1000人以上が避難生活を送っています。
他にも県外に避難したり、知り合いの家に身を寄せたりし、自宅に戻れていない人も多くいるのが現状です。
風の大地美術館では、上田さんが海の風景などを描いた絵はがきを販売。
いずれも売り上げの一部は、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。
チャリティー絵画展は、19日まで行われています。