『広島原爆の残り火』を北九州から100キロ歩いて長崎へ 「ナイチンゲール平和の灯」《長崎》
8月15日は「終戦の日」
平和公園では福岡の看護学生らによる「ナイチンゲール平和の灯運動」が行われました。
福岡県内で採火した「広島原爆の残り火」を北九州・小倉から長崎までリレー形式で運ぶ運動で4年前にスタート。
今年は福岡、佐賀、長崎の看護学生ら62人が7日間かけておよそ100キロを歩き、火をつなぎました。
(北九州看護大学校 永吉 禰々さん)
「歩くのはとても大変だったが、改めて原爆はとても怖いし、被害にあった周りの人たちにも悲しい思いをさせるとても怖いことだと伝えたい」
(北九州看護大学校 中山 陽風さん)
「原爆の悲惨さに実感がわいてきて悲しい。できることは少ないが、少しずつでもみんなに平和を保とうと伝えたい」
学生らは、最後に原爆の犠牲者を追悼する祈念堂に火をともし、平和を祈りました。