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終戦から79年「平和について考え直す日に」被爆者や若者が“平和な世界”誓う《長崎》

2024年8月15日 19:15
終戦から79年「平和について考え直す日に」被爆者や若者が“平和な世界”誓う《長崎》

8月15日は「終戦の日」です。

長崎市では被爆者や若者が集会を開き「平和について考え直す日」と訴えました。

終戦から79年。

長崎市では正午にあわせてサイレンがならされ市民や観光客らが犠牲者に黙とうを捧げました。

(長崎原爆被災者協議会 田中 重光会長)
「79年前のきょう。戦争がもたらした無数の悲劇を見つめ直し、平和について考え直す日」

爆心地公園では被爆者や高校生らが参加して「不戦の集い」が開かれました。

第二次世界大戦末期の1945年、沖縄での激しい地上戦や度重なる空襲などで戦況はさらに悪化。

広島、長崎に原爆が投下され長崎ではこの年、7万4000人もの命が奪われました。

(被爆者  八木 道子さん)
「長崎、広島に投下されたのではなく“人類”に投下された。戦争だけはするものではない」
(被爆者  山川 剛さん)
「人類という立場に立って物事を考えようと。うねりが日本で生まれれば。その起点になる日に」

戦争を知る世代、被爆者の高齢化が進む中若い世代にどう継承するかが課題です。


(活水高校平和学習部1年 安元 萌愛さん)
「武力という手段をとってしまうことが私としては原因だと思うので対話を大事にしていけば(世界情勢が)よくなっていくのでは」

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