下界よりおよそ10℃も低い⁉ 避暑地「雲仙岳」で親子の夏の思い出作り企画を開催《長崎》
各地で危険な暑さが続く中、「避暑地」として知られる雲仙が注目されています。涼しさをアピールして観光客を呼び込む企画も行われています。
連日、厳しい暑さが続く県内。
日本一長い足湯で知られる雲仙市小浜町でも…
(小林勇大アナウンサー)
「(雲仙市小浜町です)きょう(14日)も強い日差しが照り付けていて手元の温度計を見てみますと35℃近くとなっています。立っているだけでもじわっと汗がでてきます」
そんな中、雲仙岳は…
(福岡からの観光客)
「涼しい」「景色がいいしこんなに涼しいんだと」
「避暑地」として知られるだけあって、訪れる人も涼しさを感じているようです。
同じ島原半島でも、島原市は35℃を超える「猛暑日」が24日間続いていて、8月4日には県内の観測史上最高となる39.2℃を記録。
8月の気温の推移をみても、雲仙温泉街にある観測地点「雲仙岳」は、島原市よりも5℃から8℃ほど低くなっています。
そんな中…
雲仙ロープウェイは“涼しさ”をアピールしながら、親子の夏の思い出作りを応援する企画を開催。
(雲仙ロープウェイ 入江 恭右さん)
「日本中猛暑で悩まされている中、とても涼しい気温となっているので雲仙ロープウェイに遊びに来ていただけたら」
往復乗車券を購入した小学生までが対象で、6つのミッションにチャレンジします。
祖父母が暮らす島原市に、神奈川県から両親と帰省中の(小学3年生、)相川 明大さん。
(父 相川 貴志さん)
「撮れ、ヨッシャーOK。」
(相川 明大さん)
「よっし第1関門突破だ」
すれ違うロープウェイや有明海に浮かぶ島の撮影も。
最後のミッションは、妙見岳山頂の気温の確認!
この日は、午後1時頃でも24℃。
下界よりおよそ10℃も低い快適な環境での思い出作りとなりました。
(相川 明大さん)
「神奈川と比べると涼しい。風が吹くときもちいい」
(父 相川 貴志さん)
「全然過ごしやすい。(自分の)生まれがこっちなので子どもを連れて来たかったしよかった」
昔も今も「避暑地」として注目の雲仙。親子チャレンジ企画は来月1日まで実施しています。