長崎女子高校「女性の活躍後押し」幅広い美容知識学ぶ新コースをスタート&理事の半数が女性に《長崎》
長崎女子高校は、美容に関する幅広い知識を学ぶ新しいコースを来年度からスタートさせます。
運営する学校法人では、理事の半数に女性を選任していて、女性の活躍を後押しする取り組みを進める考えです。
長崎市の長崎女子高校で来年4月からスタートする「トータルビューティーコース」。
「NAGASAKIのキレイを集めよう」をキャッチコピーに、これまでの美容コースを改編します。
(長崎女子高校 後藤 慶太校長)
「心身ともに美しく、女性らしさを身につけてほしい。それができるのは女子高の強み」
ネイルや化粧品といった美容のほか、マナーや言葉遣い、ヨガなどもカリキュラムに取り入れ、生徒の内面の美しさも磨きます。
県内の美容業界など幅広い分野で活躍する女性ら14人を講師に招き、感性豊かな人材の育成を目指します。
(学校法人鶴鳴学園理事 大原 万里亜コーディネーター)
「先生方はネイルやヘアメイクだけでなく、生きること自体が美しいと感じていたので、必ず何らかのことが生徒たちの心に残ると思う」
一方、学校を運営する学校法人「鶴鳴学園」では、去年まで男性が占めていた理事の半数を女性に。
「日比谷松本楼」社長の小坂 文乃さんや、九州大学男女共同参画推進室の河野 銀子教授ら、ビジネスや教育の分野で活躍する4人を選任しました。
(学校法人鶴鳴学園 橋本剛 理事長)
「どんな生き方をすれば、こういう風になれるということが分かる身近なロールモデルとなってほしい」
学園では、理事が講師を務めるセミナーなどを開催し、社会で活躍する女性の育成を進めたいとしています。