県内7産地の“一番茶”一堂に「長崎茶市」県産茶の消費拡大目指し県庁エントランスでアピール《長崎》
県産の7つの産地のお茶が一堂に集まりました。
県庁で新茶が楽しめるイベントが行われました。
農林水産大臣賞を2度受賞した 甘さが特徴の “そのぎ茶”に、家族3代で栽培している愛情たっぷりの “松浦茶”は、カップにお湯を注ぐだけで味わえるよう工夫されています。
(購入客)
「何回も飲めると聞いた。本当に便利で、昼から仕事しながら飲もうかな」
(購入客)
「お腹いっぱいになるくらい飲んだ。長崎がお茶で活性化していくといいと思う」
30日に県庁のエントランスで開かれた「長崎茶市」。
県産茶の消費拡大につなげようと今回で5回目の開催。県内7つのお茶の産地の“一番茶”が揃いました。
会場には、7つすべての産地のお茶を飲み比べられるコーナーも。
(買い物客)
「なかなか家で(飲み比べは)できないし、新しい発見ですごく興味が沸いた。松浦とか波佐見とか普段飲んだことなかったので。ここで買えるんですよね。あとで(全部)見てみよう」
また、茶市の開催を前には、県茶業振興協議会のメンバーが大石知事を表敬訪問し、ミネラルたっぷりの五島産「ながさき玉緑茶」を振る舞いました。
大石知事
「甘いし深いですね」
(瑞穂茶部会 長田篤史 部会長)
「長崎県にこれだけの産地があるというのを知ってもらいたいのと、いろいろチャレンジして、さらに県民に喜んでもらえれば」
県の農産園芸課によりますと、県内の今年の一番茶の出荷量は、5月15日時点で去年より多い179トンだったということです。
長崎茶市は、9月にも開催を予定しています。