電子商品券「長崎あじさいpay」システム障害で使用できず 3次販売のアクセス集中が原因《長崎》
長崎市が発行するプレミアム付電子商品券「長崎あじさいpay」でシステム障害が発生し、使用できなくなっています。
正午から始まった3次販売へのアクセス集中が原因で市はきょう中の復旧を目指しています。
原油価格や物価の高騰などで影響を受ける市民や事業者を支援しようと去年10月から長崎が発行しているプレミアム付電子商品券「長崎あじさいpay」。
市内のおよそ2700店舗で利用ができますが、9日午後、システム障害が発生し現在も使用できない状態が続いています。
原因は、9日正午に開始した3回目の購入申し込みだということです。
商工部商工観光課 吉田涼子 課長
「利用者みなさんに購入いただき たくお昼の12時に購入(開始 )したため、多くの市民の方が 利用しやすい時間に設定したた め思った以上にアクセスが集中 した」
9日は、2次販売でキャンセルになっていたおよそ7000口分の購入申し込みを実施。
対象は、商品券を購入したことがあり、専用アプリをダウンロードしているおよそ5万5000人限定となっていました。
これまでは、抽選での販売でしたが今回は「先着順」としたところ、申し込みが殺到。
昼時で決済をする人が多い時間帯とも重なったことから、システム障害が起こり、商品券を持っている人も残高が表示されず利用できない状態が続いています。
商工部商工観光課 吉田涼子 課長
「他の市区町村でも同じシステム を使っていて十分対応ができて いたのと、スピーディーな購入 ができるということでこのシス テムを採用したが、皆様の希望 が多くてこういう状態になって しまって申し訳ない」
長崎市は、9日中の復旧を目指しているということです。
今後の申し込みについては十分に検討した上で進めたいとしています。