被害額は約8900万円「LINE」投資グループに入り40代女性が現金だまし取られる《長崎》
諫早市の40代の女性会社員がSNSを通じて架空の投資に誘われ、現金約8900万円をだまし取られる詐欺被害にあいました。
SNS型投資詐欺の被害にあったのは、諫早市の40代の女性会社員です。
警察によりますと、女性は4月中旬、フェイスブックの広告を通じて、通信アプリ「LINE」の投資グループに入りました。
グループ内のやりとりで、仮想通貨やFX投資で利益を得られると信じた女性は5月下旬から先月中旬にかけて、23回にわたり現金あわせて8890万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
警察によりますと、今年最も多い被害額となりました。
SNSによる「投資詐欺」や「ロマンス詐欺」は今年に入り急増していて、県内では6月末までに去年より70件多い88件の被害が発生し、被害総額は5億3000万円あまりに上っています。
警察は、SNSの広告を通じた投資話やメールなどで金を振り込むよう指示された場合は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。