“二度と被爆者をつくらない” 決意のバトン受け継ぐ 原爆で犠牲「児童生徒や教師の慰霊式」《長崎》
原爆で犠牲となった児童生徒や教師を追悼する慰霊式が長崎市で開かれました。
(淵中学校 中島瑠依さん(3年))
「二度と被爆者を作らないという決意のバトンを、しっかりと受け継ぎ繋いでいかなければならない」
79年前、長崎原爆で犠牲となった児童や生徒、教師らを追悼する慰霊式。
去年まではコロナ禍の影響で参列者を減らすなど、規模を縮小して実施されましたが、今年は爆心地に近い学校の児童・生徒や教職員ら約400人が参列しました。
式では、子どもたちが作った折り鶴や花が手向けられました。
慰霊式を主催する団体の小田 恒治委員長は「原爆の惨劇と犠牲者の無念を忘れることなく、次の世代に継承していくことを誓う」と追悼の言葉を送りました。