能登半島地震ボランティアの交通費を県が支援 個別で移動控えてまずは事前登録を《長崎》
能登半島地震から1か月。県内からも多岐にわたる支援が続いています。
県社会福祉協議会は、来週から職員1人を派遣。
被災者に対する緊急貸付金に関する業務にあたる予定です。
(県社会福祉協議会 橋口 貴俊さん)
「被災者もだし、被災している地元の社会福祉協議会も災害対応にあたっているので、その人たちの力になれるように、微力だけど精一杯業務に取り組んでいきたい」
また、被災地では27日から一般のボランティアによる活動が開始。
長崎県でも団体や個人のグループが、ボランティア活動を行う際の現地までの交通費を助成する取り組みを始めています。
ただ、現状ではインフラが整っていないことなどから、2月2日までの1週間での募集人数は、のべ約580人。
2月3日からの募集分は、1週間で1000人程度まで増やすことにしていますが、石川県は道路などが復旧していないことなどから、個別で被災地に行って活動するのは控え、まずは事前登録をしてほしいと呼びかけています。
(県社会福祉協議会 井上 峻さん)
「登録した人の中から、声をかけてボランティア活動をしてもらっている状況。日々、情報は新しく更新されているので、(県社協も)情報発信はホームページ等でしている。そちらを確認しながら活動できるようになったら協力してほしい」
現地で活動する場合の注意点については、食料など必要な物資は現地に入る前に調達することや、被災地に向かう前にボランティア保険に加入することなどを挙げています。