このセミナーは、ことし4月に「鳥取県犯罪被害者総合サポートセンター」が開所したことを記念して行われたものです。

セミナーでは、犯罪被害者支援に詳しい武庫川女子大学の大岡由佳准教授が講演を行ったほか、2004年に長崎県佐世保市で発生した殺人事件の遺族も登壇し、当事者としてどのような支援が必要と感じたかなどについて話をしました。

鳥取県犯罪被害者総合サポートセンター澤米渉 所長
「やはり本当の被害者の方からお話を伺うということで、日頃遠い世界に思っていたことが実感を持って伝わったんじゃないかなと思います。是非、皆さんで支えていけたらなとそのきっかけになればなと思いました」

鳥取県犯罪被害者総合サポートセンターでは今後、犯罪被害者への支援を一つの窓口で行っていくということです。