「鉄ちゃんに守ってもらいたいルール」 危険な行為についてはき然とした対応へ 鉄道撮影のマナーアップのための"鉄則"5か条を定める 鳥取県
鳥取県でも問題となっている鉄道を撮影する人たちのマナー。4月12日、鳥取県は撮影マナー向上のための方法を話し合う協議会を開催しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「我々もお迎えのグレードを上げたいと思いますし、お見えになる方々もぜひマナーを守ってもらえるようお願いができないだろうか」
4月11日の定例会見で鳥取県の平井知事は、鉄道撮影のマナーアップ運動を始めると発表しました。撮影マナーを巡っては、各地で危険な行為が確認され、3月には鳥取県でも列車に抱き着く様子がSNS上で拡散し、注目されました。こうした中、4月12日鳥取県で鉄道会社や県警、自治体などが参加し、鉄道撮影のマナーアップを目指す協議会が開かれました。
鳥取県 平井伸治 知事
「これまでも沿線をあげてマナーキャンペーンをしたり、愛好家の方をお迎えしましたが、全国の愛好者の方に声が届いているとは言えないかもしれない。今回パワーアップをして“鉄則”という5か条を定めてみてはどうか。鉄ちゃんに守ってもらいたいルールです」
4月12日の協議会で平井知事は、誰もが安全に楽しく撮影できる環境を整備したいと5つのルールを定めた「鉄則」を導入し、危険な行為についてはき然とした対応を取ることが大事だと説明しました。
4月13日は、鳥取県日野町で朝からマナー向上のための啓発活動を行う予定だということです。