「自分史上最高の演技で…」 間もなく開幕・パリ五輪 水泳・女子飛び板飛び込み三上紗也可選手の壮行会 鳥取県米子市
7月6日、鳥取県米子市でパリオリンピックへの出場が決定している水泳・女子飛び板飛び込み、三上紗也可選手の壮行会が行われ、地元の関係者などが激励しました。
パリオリンピックの開催まで約3週間。6日、米子市出身でパリオリンピックの出場が決定している水泳・女子飛び板飛び込み三上紗也可選手(23)と三上選手を長年指導する安田千万樹ヘッドコーチが米子市で行われた壮行会に出席しました。
三上選手は、去年7月に福岡県で行われた世界水泳の女子3メートル飛び板飛び込みで7位となり、パリオリンピックの出場が内定。また、今年5月に行われたフランス・オープンでは3位になるなど好成績を収めています。
この春、日本体育大学を卒業し、現在は日本体育大学大学院に通う三上選手。競技人生は16年。3年前に出場した東京オリンピックは準決勝敗退・16位という結果でしたが、パリオリンピックに向けて強い決意を述べました。
三上紗也可 選手
「3年前の東京オリンピックでは悔しい結果となって終わってしまいましたが、その経験があったからこそパリオリンピックまでの3年間必死になって頑張れたのかなと思っています。パリオリンピックでは、自分史上最高の演技で終えます。そして、絶対にメダルを獲得してまたここに持って帰ってきます」
また、三上選手が「演技は2人で創作している感覚」と信頼を置く安田ヘッドコーチはー。
安田千万樹 ヘッドコーチ
「三上がいなければ、東京オリンピックもこのパリオリンピックも私は参加することができませんでしたし、何より私の飛び込み人生を豊かにしてくれたのは三上だけではないんですけど、三上がここまで引き上げてくれたことを本当に心から感謝しています。」
壮行会には、鳥取県水泳連盟や飛び込みの関係者など約50人が出席。2人に花束などが贈られました。また、会場には三上選手の後輩や関係者からの応援メッセージも掲げられ、エールが送られました。
三上紗也可 選手
「パリオリンピックが近づいてきて、ワクワクする気持ちと少し不安な部分もあって、これからどんどん調子もよくなると思うんですけど、少し緊張感もありつつ、ワクワクした気持ちが大きいかなと思います。本当にたくさんの方に応援していただいて、SNSとかでもたくさんのメッセージをいただいて、それが本当に自分の頑張れる源になっているので、本当にいつも感謝しています」
三上選手は、7月29日まで栃木県で合宿を行い、オリンピックに臨むということです。