「伝えていくべき作品としてもう1回原点に帰って」 30年の節目を迎えたミュージカル「あいと地球と競売人」 ミュージカルに対する理解を深めてもらうワークショップを開催 島根県
去年、初めての公演から30年という節目を迎えたミュージカル「あいと地球と競売人」。来年2月の公演に向けて多くの人にオーディションに参加してもらおうとワークショップが行われました。
ワークショップが開かれた出雲市斐川町は、1991年に地球環境の大切さを描いた漫画「地球の秘密」の作者・坪田愛華さんのふるさとです。7月14日は子どもから大人まで約20人が参加し、30年前の坪田愛華さんを紹介する映像を見たり、母・揚子さんの話を聞いたりしながら、このミュージカルに対する理解を深めていきました。そして、実際にミュージカルに携わる講師たちの熱心な指導の下、感情を込めて発声したり、ダンスや歌に合わせて体を動かしたりました。
初めての参加者
「去年、ミュージカルを見て、友達がやってて楽しそうだったので参加しようと思いました」
「みんな個性豊かというか、普通に(台本を)読むだけとかじゃなくて、すごくアレンジしてくるので、楽しいです」
あいと地球と競売人自主企画実行委員会 代表・演出 和田史朗さん
「さらに愛されるべき、あるいは伝えていくべき作品としてもう1回原点に帰って。(愛華さんは)6年生だったけれども、どんな思いだったかというのをみんなと共有してスタートしたいという思いがまず1番にあって」
実行委員会では、来年2月の公演に向けて7月末からオーディションを開催するなど準備を進めていく予定で、出演者・スタッフともに経験の有無にかかわらず、多くの人に参加してもらいたいとしています。