「龍」をモチーフにした屏風・掛け軸など約60点 渡辺美術館で今年の干支「辰」にちなんだ企画展 徳川幕府の専属刀鍛冶の刀も展示 鳥取県鳥取市
鳥取市の美術館で、今年の干支である「辰」にちなんだ企画展が行われています。
鳥取市の渡辺美術館では、辰年に合わせて所蔵している「龍」をモチーフにした作品を展示する企画展を開催しています。展示スペースには、龍の装飾が付けられた甲冑や龍が描かれた屏風、掛け軸など約60点が並んでいます。
展示されている作品の中には、徳川幕府の専属の刀鍛冶だった越前康継が作った刀もあり、刀には龍の彫刻、そして徳川家の家紋「葵の紋」も彫られています。また、鳥取藩の御用窯「因久山焼」の職人だった、勘助が作った水がめなども展示されています。
渡辺美術館 高田正規 事務局長
「全国ばかりじゃなくて鳥取の昔の物を振り返ってみて、ぜひご堪能いただければ思っております」
この企画展は、2月4日まで開かれています。