「金メダルパワーでみんなの傷を笑顔で癒していただけたら」 東京オリンピックボクシング金メダリスト入江聖奈さん 地元・米子市の鳥取大学医学部附属病院で一日ボランティア大使 鳥取県米子市
1月25日、東京オリンピックボクシングの金メダリスト入江聖奈さんが地元・鳥取県米子市にある鳥取大学医学部附属病院の一日ボランテイア大使に委嘱され病院で活動を行いました。
入江聖奈さん
「雪に負けないように、私に出来ることを精一杯頑張らせていただきます」
東京から地元米子に帰省し、鳥大病院にやってきた入江聖奈さん。入江さんは、3年前東京オリンピックボクシング女子で金メダルを獲得。ボクシングは大学で引退。現在は、大学院で大好きなカエルの研究に打ち込んでいます。
25日、地元の鳥大病院で病院支援のボランティアを行う「とりだい病院サポーター」制度のメンバーに自ら登録し、一日ボランテイア大使にも就任。武中篤病院長から委嘱状を受けとりました。そして、さっそく外来ホール付近に出向き車椅子移動を体験したり、病院サポーター募集の呼びかけなどのPR活動を行ったりしていました。
外来患者
「金メダルパワーで、みんなの傷を笑顔で癒していただけたらと」
入江聖奈さん
「車椅子を運んだりする中で、最近カエル相手にしかコミュニケーションとってなかったので、気をつかうということがどれだけ大切か、身に染みてよくわかりました」
鳥取大学医学部附属病院 武中篤病 院長
「(入江さんは)みなさんを笑顔にさせる素晴らしいお人柄なので、病院もこういった雰囲気を勉強していきたいと思っています」
小学生の時には薬剤師になりたかったという入江さん。現在東京で行っているカエル研究の近況や今後の地元への思いについても語りました。
入江聖奈さん
「都会のカエルについて研究していまして、地元あっての私だと思いますので、今後私に出来ることならいろいろな方面でお手伝い出来たらとずっと思ってます」
また25日は、入江さん自ら新たに病院サポーターに委嘱された市民ボランテイア7人に委嘱状や金メダルのレプリカも手渡し、今後の活躍の激励も行っていました。入江さんは、今後も鳥大病院のPRを中心にしたサポート活動にあたることになっています。