国の特別天然記念物「コウノトリ」の“ひな” ふ化の可能性高いと発表 島根県雲南市
島根県雲南市の教育委員会は、コウノトリの“ひな”がふ化した可能性が高いと発表しました。
雲南市大東町にある西小学校の校庭の人工巣塔で、3月3日ごろからコウノトリのつがい・オスの「げんきくん」とメスの「ポンスニ」のペアに卵が産まれ、温めている可能性が高いとみられていました。
雲南市では4月7日、市が記録している映像を確認したところ、親鳥がふ化した“ひな”に餌を与える行動がみられたということです。島根県立三瓶自然館サヒメルの職員が確認し、餌をひなに与えるときの「吐き出し・食べ戻し」で間違いないと判断。これにより、ひながふ化した可能性が高いと判断したということです。
まだ巣の中の様子が分からないため、ひなの頭数などは確認できていません。
雲南市は見学は控えるよう呼び掛けています。