「南海トラフ地震臨時情報」の影響は? お盆初日に温泉旅館を訪れた人たちは… 「余震の心配があったんですけど…」 旅館側はリラックスして楽しんでもらえるよう備えや対応の確認を徹底 島根県松江市
3連休は明けましたが、島根県松江市の玉造温泉では、お盆初日の8月13日は県内外から訪れた多くの家族連れの姿が見られました。
鹿児島からの客
「鹿児島から来ました。ひいおばあちゃんが島根に住んでて、島根をいろいろ旅行するのが毎年の恒例になってます」
「余震の心配があったんですけど、今のところないので通常通りの日程で来たところです」
愛知からの客
「出雲大社を見たかったので、これから岡山行って兵庫行って大阪行って帰る形なんです。1番最初広島に行ってトラフ側の方なので怖いなと思ったんですけど、特に(影響は)ないですね」
8月8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測。この地震を受け気象庁は、巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表。
取材した松江市の旅館では、JRの計画運休などにより1組キャンセルがあったものの、ほとんど影響はなく、8月20日までほぼ満室状態となっています。
松乃湯 道浦 一 アシスタントマネージャー
「昨年に比べても120%くらいなので、私共の施設では特に影響ないと思います。災害に対する備えで備蓄はしているので、避難経路だったり、非常口に当たり前ですけど物がないかという点検は行いました」
取材した旅館ではリラックスして楽しんでもらえるよう、いざという時のための備えや対応の確認を徹底しているということです。