「亡くなった理由や状況を明らかにするべき」 兵庫県の斎藤知事をめぐる問題 島根県・丸山知事が考え示す
パワーハラスメントなど兵庫県の斎藤元彦知事をめぐる問題で県職員2人が亡くなったことが明らかになる中、島根県の丸山達也知事は、定例会見で亡くなった状況を明らかにするまでは、斎藤知事は辞めるべきではないという考えを示しました。
兵庫県ではこれまで、斎藤知事のパワハラなどを告発した職員が7月に自死したほか、告発文の中で「病気休暇中」と記載されていた別の職員も、今年4月に死亡していたことが分かっています。
こうした問題について、島根県の丸山知事は「人が亡くなっている状況は政治責任のレベルを超えている。2人が亡くなった理由や状況を明らかにするべきで、兵庫県知事はやめるべきではない」と問題の大きさを指摘するとともに、斎藤知事は公人としての説明責任を全うすべきだと強調しました。