「僕もやってみたいな」 児童が水族館の仕事の魅力を体感 飼育員や広報の仕事に挑戦 鳥取県鳥取市
鳥取の海の生き物について知り、命の大切さを学びました。とっとり賀露かにっこ館(鳥取市)では、飼育員の仕事や広報に挑戦する体験イベントが開かれました。
このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で行われたもので、今回は5人の児童がかにっこ館の仕事に挑戦しました。かにっこ館では、カニを中心に160種類の生き物を飼育展示。日本海で大量発生しているムラサキウニの展示コーナーでは、地球温暖化が海の生態系にも影響を及ぼしているという説明があり、児童たちは熱心にメモを取っていました。
続いては、飼育員の仕事に挑戦。児童たちは、ヒラメのエサやりを行ったほか、ヤドカリやヒトデなどに触れることができるタッチプールの掃除を行いました。
児童
「楽しかった!」
そして、最後は広報の仕事を体験。この日学んだかにっこ館の特徴やオススメの魚や海の生き物をイラストで表現し、それぞれ記事にまとめていました。
児童
「ヒラメのエサやりが楽しかったです」
「かにっこ館ってすごいなと思いました。大変そうだけど、ちょっと僕もやってみたいなと思いました」
とっとり賀露かにっこ館 尾﨑雅雄 館長
「魚好きになっていただいて、この鳥取の海、日本の水産業を支えてくれる人材になってくれたらと思います」
仕事の体験を通じて児童たちは、水族館の仕事の魅力を体感していました。