水揚げされた「松葉がに」がその日のうちに県外に! 特急列車・新幹線の空いたスペースを活用した輸送サービス 鳥取県
12月7日、JR米子駅に境港で水揚げされた「松葉がに」がトラックで運び込まれました。
JR西日本ではコロナ禍で乗客の少なかった2021年度から、特急列車や新幹線を使って、地方の特産品を消費地に輸送するサービスを始めました。山陰からは松葉がにを関西や山陽、そして九州で販売。市場で水揚げされたものが、その日の内に運ばれるためとても好評だということです。
JR西日本 山陰営業部 柳川 昂平さん
「特急列車や新幹線の空いたスペースを活用することになりますので、特に大きなデメリットもなく、なおかつ即日配達が可能になりますので、その点が大きな鉄道の利点なのかなと考えております」
12月7日、今年度初めて松葉がに15匹を鹿児島市内の商業施設に運びました。輸送は特急やくもと新幹線さくらを使って行われ、午後5時には店頭に並んだということです。
JR西日本 山陰営業部 柳川 昂平さん
「なかなか鹿児島の方に生きた松葉がにというものをあまり見られたことがないかなと思いますので、そういったものをまずご覧いただいて興味を持っていただいたら買っていただく、そして山陰に興味をもっていただけたらなというふうに考えております」
JR西日本では今年度は昨年度の12回を超える輸送販売を目指しているということです。