ゴムパッキンのひび割れからネズミ侵入か 牛丼チェーンすき家が味噌汁にネズミ混入の経緯を発表 鳥取南吉方店で混入 「特殊な事例」として問題発生当時に公表せず

2025年1月、牛丼チェーン店「すき家」の鳥取市内の店舗で、提供されたみそ汁にネズミが混入していた問題で、27日、すき家は混入した経緯などを発表しました。
ネズミが混入したのは、牛丼チェーン店「すき家」の鳥取南吉方店です。
すき家によりますと、ネズミは、店舗の外に面している冷蔵庫の扉と地面の間に設置されたゴムパッキンに生じていたひび割れから侵入した可能性が高いということです。
ひび割れは経年劣化で発生したとみられています。
みそ汁に具材を入れたお椀を冷蔵庫で保管していた際にネズミが混入した可能性が高いということです。
また、問題発生当初に、この件の公表を控えた理由について「当該店舗の建物構造と周辺環境が重なった特殊な事例であることを勘案したため」としています。
全国にある1971店舗のうち、問題が発生した店舗と同じタイプの冷蔵庫を設置していた72店舗は、パッキンの交換を行ったということです。
すき家は「異物が混入した商品を提供されたお客様はもとより、多くのお客様に対し不安と懸念を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます」としています。