「楽しい”耳”になりました」会場は温かいムードに 日本とジャマイカが外交関係を樹立して60周年記念の音楽交流会 鳥取県鳥取市
日本とジャマイカが外交関係を樹立して2024年で60周年になります。これを記念し、ジャマイカからアーティストが鳥取県の岩美高校を訪れ、音楽交流会を行いました。岩美高校を訪れたのはジャマイカのアーティスト 、スティーブ・ヒギンスさんです。ヒギンスさんは、さまざまなジャンルの音楽にジャマイカ音楽の要素を取り入れながら世界各国でソロリサイタルを開催するテノール歌手です。
吹奏楽部による歓迎演奏では、指でリズムを取りながら音色に耳を委ねていました。温かなムードに包まれた会場で今度はヒギンスさんが世界に響かせてきた歌声を披露しました。日本の名曲を歌った後、陽気なメロディーに合わせてジャマイカの伝統的なゲームを行い、生徒との交流を楽しみました。披露したのは全部で5曲。最後にはヒギンスさんと吹奏楽部がセッションを行い、生徒からは大きな拍手が送られました。
生徒
「聞いたことのない音楽でした。音楽にあまり興味がないんですけど、今まで聞いた音楽の中で一番心に響いた。すごく楽しい”耳”になりました」
「自分たちが行ったことのない海外の国(の音楽)だったので、知らない曲もいっぱいあっていろいろ楽しめたと思います」
スティーブ・ヒギンスさん
「とても素晴らしい時間でした。生徒と交流できて楽しかったです。彼らに会えて良かったですし、音楽でみんながひとつになれるということを共有できた。次回来たら文化や知識などもっとお互いに共有したいです 」
5月15日午後2時からは、鳥取市文化ホールでもコンサートを行うということです。