どこも「映えスポット」 由志園でじゅうたんのような「牡丹苑路」や牡丹を池一面に浮かべる「池泉牡丹」 島根県松江市
牡丹の産地で知られる島根県松江市八束町。日本庭園「由志園」では、一面の牡丹が観光客を楽しませています。
観光客
「きれいだね。すごーい」
島根県松江市の由志園では、毎年恒例となっている牡丹をじゅうたんのように敷き詰める「牡丹苑路」と、池一面に浮かべる「池泉牡丹」が4月29日から始まりました。花の数は、合わせて5万輪。牡丹の一大産地だからできるこの光景を一目見ようと毎年多くの観光客が訪れています。
観光客
「きれいで色も鮮やかで、香りもすごくて、牡丹の香りがすごいと思いました」
「ピンクの花が一面に浮いててかわいいです。いっぱい写真を撮って帰りたいと思います」
浮かべた花の寿命は1日~2日。このため3分の1から半分ほどの花は、毎日入れ替えているといいます。こうした庭師たちの努力もあって、園内はどこを撮っても絵になる、いわゆる『映えスポット』。多くの人たちがさまざまなアングルでお気に入りの一枚をカメラに収めていました。
アメリカ人の観光客(島根県内在住)
「おーピンク!緑!日本っぽい!すげーな感じ。絶対に牡丹みたいから一番有名なとこですから。わたし見てわかる。だから有名です」
日本庭園「由志園」 大谷 俊樹さん
「池に満面に浮かべた牡丹というのは、ここでしかご覧いただけませんので、見てきれいだなって、香りもすごく花の香りがしますんで、体全体で牡丹を感じていただければなというふうに思っています」
5月5日と6日の2日間は、ゴールデンウィークに合わせて池の牡丹はすべて黄金色に変わるということです。