「天と地の恵みに包まれる奥出雲の旅へと皆様をご案内いたします」 観光列車「あめつち」がJR木次線へ ガイド研修会 島根県
4月、JR木次線への乗り入れが始まる観光列車「あめつち」。それを前に3月5日、車内で観光案内を行うガイドの研修会が行われました。
~研修会の様子~
「天と地の恵みに包まれる奥出雲の旅へと皆様をご案内いたします」
研修会に参加したのは、JR木次線の沿線に住む人が務める地元ガイド5人です。
参加する地元ガイド
「おろち号でずっとお見送りなどをしてたんですけど、何かしら関わりたいと思っていたので、公募を見て応募しました」
去年11月、惜しまれながら最後の運行を終えた「観光トロッコ列車・奥出雲おろち号」。客車からの景色や沿線の人たちとの交流が人気を集め、年間1万5000人もの利用がありました。このおろち号に代わり4月から木次線に乗り入れるのが観光列車「あめつち」です。
島根県雲南市などでつくる「木次線利活用促進協議会」は、これを機に新たな魅力を発信しようと沿線住民による「地元ガイド」で観光案内を行うことにしました。5日は、5人の地元ガイドが窓から見える景色や話始めるタイミングなどを確認していました。
地元ガイド
「季節にあった風景がご紹介できたらいいなとは思っています。この時期でしたら桜があちこちありますので。」
「あめつちの車体に描かれている雲の様子、山並みの様子が本当に今日そのままだなと思って、”雨の日残念”じゃなく”雨の日ラッキー”と思って乗ってもらえたら」
地元ガイドは、3月27日に実際に「あめつち」に乗車して最終調整を行う予定です。なお、観光列車「あめつち」は、4月7日からJR木次線への乗り入れが始まります。